一般社団法人資源・素材学会が運営するオープンアクセス版「Journal of MMIJ」に繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」の生分解性に関する報告が掲載されました。
本報告は、実際のため池から採取した泥土に繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」を模擬した紙片(セルロース繊維)を投入し、どのような条件下であれば生分解せずに長期的に安定して存在するかについて検討を行ったものです。実験の結果、泥土中のpHを9.5以上の状態に置くことでセルロース分解菌が繁殖せず、長期的に紙片が分解されないことが確認されました。詳しくは、下記ページをご参照ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalofmmij/132/12/132_182/_article/-char/ja/
報告名:繊維質固化処理土工法に用いるセルロース繊維の生分解性に関する実験的研究
著者 :株式会社森環境技術研究所 森勇人
東北大学大学院環境科学研究科 高橋弘
山形大学農学部食料生命環境学科 加来伸夫
株式会社森環境技術研究所 西村宏之
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